ロボット工学セミナーのご案内
主 催:(社)日本ロボット学会
協 賛:計測自動制御学会,精密工学会,電気学会,電子情報通信学会,土木 学会,日本機械学会,
(予定)日本ロボット工業会,農業機械学会,自動化推進協会,バイオメカニ ズム学会,産業技術連携推進会議,機械・金属連合部会/福祉技術部会,機械技 術協会,応用物理学会,人工知能学会,日本神経回路学会,システム制御情報学 会,情報処理学会,日本人間工学会,日本時計学会,日本バーチャルリアリティ 学会,日本設計工学会,日本コンピュータ外科学会

第59回シンポジウム
人に拡張身体感をもたらすロボティクスの実現に向けて


日 時:

2010年9月21日(火)13:00〜18:30

会 場:

名古屋大学 ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)セミナールーム
アクセス:名古屋市営地下鉄 「名古屋大学」下車 3番出口から徒歩3分

定 員:

50名(定員になり次第締め切ります)

参加費:

会員/協賛学会員 8,400円,学生 (一律)4,200円,会員外 1 2,600円(税込)

口 上:

近年,人が生活する日常空間において安全に,そして主体的に振る舞うロボットの研究が盛んに行われ,ロボットの知能化が進められています.しかし,人支援の理想的な姿として,人自身の身体が拡張したかのように人がロボット技術を利用できる,または支援を受けられることを目指すためには,これまでの新しいデバイスやツールの提案に留まらない新たな視点の導入が必要とされています.本セミナーでは,日常空間においてロボットが主体的に振る舞うことを目指したいくつかの最新の研究事例を紹介するとともに,拡張身体感の実現へ向けた課題,及び展望について考察します.


オーガナイザー:新妻 実保子(中央大学)

講演内容:

13:00-13:10

<開会挨拶・講師紹介>

13:10-14:00

第1話 神経力学系予測モデルによるロボット身体拡張認知への試み

京都大学 尾形 哲也

Webなどの"抽象的知能空間"は多様な情報を人間に提供するが,同時に過度な情報提供が人間に対して負担となりうる問題がある.この問題を回避するため,情報提供を「身体拡張感」として実現する方法が考えられる.本講演では,身体拡張感の理解とモデル化を目指し,ロボットと神経力学系予測モデルを利用した構成論的アプローチを紹介する.具体的には,空間認知を「主体の行為予測可能空間の動的分節化」と捉える着想を示し,神経回路モデルを利用した身体順逆モデルを規範とする物体予測認知,道具の身体化モデルなどを紹介する.

14:00-14:50

人・ロボットの身体を拡張する実世界認識技術

東京大学 原田 達也

近年の計算機の能力向上と情報処理技術の進歩により,膨大かつ雑多な実世界情報を効率的に解析することを可能とし,従来考えられなかった機械による実世界認識を可能にしつつある.本講演では,特に注目されている一般的画像認識手法,Webからの大規模データを活用した認識技術や,因果性を用いた時系列因果解析手法,それらを用いた人の認識,記憶能力の拡張例,ロボットによる実装例などを紹介・解説し,拡張身体性への展開を述べる.

15:05-15:55

複数ロボットの分散共有知覚と能動的環境理解 

名古屋大学 関山 浩介

近年,環境内の様々なセンサシステムやロボット間での有機的な連携によって認識対象に適切なサービスを提供する環境知能化技術に関する研究が推進されている.環境知能化によるサービス提供には,ロボットなどの認知システムは複数の認識対象から特定の対象を選択し共有化を図らなくてはならない.観測対象の同一性を評価する手法は,環境知能化だけでなく,一般の自律分散システムの協調問題においても重要な課題である.そこで本発表では,複数ロボットにおける認識対象の共有知覚を基本テーマとして,いくつかの取り組みを紹介する.

15:55-16:45

第4話 ユビキタスロボティクスからディペンダブルロボティクスへ

  産業技術総合研究所 大場 光太郎
  本報告では,ユビキタスロボティクスとして産総研で取り組んできた幾つかのプロジェクトを紹介し,ユビキタスロボティクスとしてシステムの構成に必要とされる要件についての検討を紹介したい.特に,ユビキタスロボティクスにおいて,アクチュエータを空間的に分散配置し,ユビキタスロボットとして構成する際に,従来の単一なロボットを構成する時とは大きく異なる特質を洗い出し,拡張身体性を実現するロボットの設計に必要とされるディペンダブルなシステム設計論を紹介する.
17:00-17:30

パネルディスカッション

17:30-17:35 <閉会挨拶>
17:35-18:30 <移動・見学会>
  名古屋大学大学院工学研究科 マイクロ・ナノシステム工学専攻 マイクロ・ナノ制御工学講座

(申込方法)
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