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第96回 神経生理から理解するリハビリテーション・ロボティクス (11/17開催) (2015/11/17)

開催日:2015年11月17日(火)10:00~16:50(開場9:30)

遠隔セミナー:本セミナーの有料ネット配信(都合により第4話の配信はありません)を行います.遠隔セミナー参加申込ページをご参照ください.

開催地:名古屋大学 東山キャンパス VBLホール(愛知県名古屋市千種区不老町)

会場アクセス:
http://www.vbl.nagoya-u.ac.jp/access.html
最寄り駅:名古屋大学駅(地下鉄名城線)徒歩3分

定 員:100名(定員になり次第締め切ります)

参加費(税込):
当学会及び協賛学会の正会員(個人)/8,500円,会員外(一般)/13,000円
当学会及び協賛学会の学生会員(個人)/3,000円,会員外(学生)/4,500円
当学会賛助会員 招待券ご利用/無料,優待券ご利用/3,000円,左記サービス券なし/13,000円
特別優待券使用の場合:学生(RSJ会員非会員問わず)/無料,学生以外/3,000円

  • 賛助会員招待券/優待券および特別優待券の詳細はご案内ページをご確認ください.

口 上:
 質的にも量的にもますますの充足が求められるリハビリテーション(理学療法)において,ロボティクス分野の研究者らが果たすべき役割は大きい.本セミナーでは,運動と感覚に関する神経生理学を始め,神経生理およびロボティクスによるリハビリテーション技術の開発に従事されている研究者をお招きし,同分野の基礎から現状までを,研究例に基づきご解説頂きます.

オーガナイザー:岡本正吾(名古屋大学)


講演内容:

10:00-10:10 <開会挨拶・講師紹介>


10:10-11:10 第1話 運動と感覚の基礎:神経生理に基づくリハビリテーションに向けて

国立精神・神経医療研究センター 関 和彦

 全ての身体運動は不可避的に末梢感覚を引き起し,その末梢感覚も不可避的に中枢神経系の運動情報処理に統合される.我々の身体運動は,このような感覚?運動のループが重層的に働く事によって制御されていると考える事ができる.従って,例えば運動系のリハビリテーションは病態の直接原因となる運動系だけでなく,上記ループを経由して影響を及ぼす感覚系を意識した方法を考える必要がある.本講演では,随意運動時における感覚情報処理に関する神経生理学的な実験結果を紹介しながら,リハビリテーションに必要な感覚-運動系の基礎について解説する.


11:10-11:20 <休憩>


11:20-12:20 第2話 人工神経接続による機能再建

国立生理学研究所 西村 幸男

 神経損傷による運動・体性感覚機能の消失は,大脳皮質と脊髄間を結ぶ神経経路が切断されるためであるが,損傷の上位及び下位に位置する神経構造はその機能を失っているわけではない.本セミナーでは,神経損傷後に残存した神経構造同士を,損傷領域を跨いで人工的に神経接続する“人工神経接続”により,失った四肢の随意制御の機能再建に成功した例を紹介する.人工神経接続は生体信号を記録し,それをリアルタイムに電気刺激へ変換し,物理的に離れた神経構造を電気刺激する神経活動依存的電気刺激である.このパラダイムを用いて,麻痺肢の機能再獲得による学習メカニズムについて議論する.


12:20-13:20 <休憩(昼食)>


13:20-14:20 第3話 リハビリテーション支援を指向したヒト-ヒト間インタフェースと運動機能評価法

横浜国立大学 島 圭介

 運動機能リハビリテーションは,療法士が患者の運動機能を評価しながら必要な訓練を繰り返し行うことで実現される.ロボット技術を用いた効果的なリハビリテーションの支援には,療法士が患者の運動機能を適切に評価できること,および療法士と患者間で適切かつ効果的な情報伝達を行えることが必要不可欠である.本講演では,ヒトの基本的なメカニズムに基づく運動機能評価法について概説するとともに,生体信号インタフェース技術をベースとしたヒト-ヒト間インタフェースについて紹介し,ロボット技術のリハビリテーションへの応用可能性について最近の研究成果を踏まえて議論する.


14:20-14:30 <休憩>


14:30-15:30 第4話 脳卒中片麻痺患者の運動機能回復のためのニューロリハビリテーションロボット

名古屋工業大学 森田 良文

 リハビリテーション現場では,これまでできなかった治療効果の「みえる化」,負担軽減のための「治療支援」,さらには「新たな治療技術の開発」が求められている.そこで,医療関係者も開発者の一員として医工産学官連携体制を作り,メカトロニクス技術やロボット技術を駆使して,現場ニーズを具現化している.本講演では,脳卒中片麻痺患者の上肢運動機能回復のためのニューロリハビリテーションロボットの開発経緯,開発状況,臨床評価について紹介する.ここでは,慢性期患者の共同運動パターンからの分離運動の学習効果や痙性麻痺の減弱効果などが明らかになっている.また,起立トレーニングのための支援ロボット,把握動作評価トレーニング装置についても簡単に紹介する.


15:30-15:40 <休憩>


15:40-16:40 第5話 歩行分析に基づく歩行補助ロボットの制御システムの開発

名古屋大学 香川 高弘

 運動障害に対するリハビリテーションや自立動作支援を目的として,さまざまなロボットが開発・実用化されている.補助する動作の中でも歩行運動は定型的な動作を繰り返すため,一見ロボットによって補助することが容易であるように思える.しかしながら,歩行のバランスや効率性,ユーザ動作との協調など解決すべき問題がある.これらの問題に対して,健常者と下肢麻痺者の歩行動作をよく理解し,その知見を歩行補助の制御に応用することは有効なアプローチのひとつであろう.本講演では,我々が進めてきた歩行補助に向けた動作分析とその知見を基に開発した歩行補助ロボットの制御システムを紹介する.


16:40-16:50 <閉会挨拶>


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セミナー参加に関する注意事項

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主 催:
一般社団法人 日本ロボット学会

協 賛(予定):
応用物理学会,計測自動制御学会,産業技術連携推進会議 医療福祉技術分科会,システム制御情報学会,情報処理学会,人工知能学会,精密工学会,電気学会,電子情報通信学会,土木学会,日本感性工学会,日本機械学会,日本シミュレーション学会,日本神経回路学会,日本設計工学会,日本時計学会,日本人間工学会,日本バーチャルリアリティ学会,日本ロボット工業会,農業食料工学会,バイオメカニズム学会


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