第4回ロボット哲学研究専門委員会(公開)のご案内
日本ロボット学会
会員皆様
第4回のロボット哲学研究専門委員会を公開にて下記の通り開催いたします.
是非ご参加下さいますようご案内申し上げます.
会場の都合上,定員がございます.
ご参加いただけます場合には,上出(kamide@riec.tohoku.ac.jp)まで
お名前・職位・御所属をお早めにご連絡いただけますよう,どうかよろしくお願い申し上げます.
上出寛子
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第4回ロボット哲学研究専門委員会【公開】
日時:2月2日(火)15:00~17:00
場所:東北大学東京分室 会議室A
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1丁目7番12号
サピアタワー10階
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/somu/bun/bun.html
ご講演1:工藤郁子(慶應義塾大学SFC研究所上席所員/ロボット法学会設立準備会事務局)
講演タイトル:「『ロボット法』総論――ロボット法が必要な場面とは?」
概要:ロボット技術が一般に普及しつつあります。そこで求められるロボット
の安心・安全の基準や制度を考えるとき、法(法令や自主規制)はひとつの
重要な要素になります。
もっとも、既存の法でも十分に対処できるという意見と、新しい法が必要だ
という意見とがあります。
そこで、ロボット技術が引き起こすであろう諸課題をいくつか挙げた上で、
新しい法が必要となるとみられる部分について、(1)具現性(embodiment)、
(2)創発性(emergence)、(3)社会誘発性(social valence)という観点
から概説します。
ご講演2:赤坂亮太(慶應義塾大学SFC研究所上席所員/ロボット法学会設立準備会事務局)
講演タイトル:「『ロボット法』各論――製造物責任を中心に(仮)」
概要:ロボットの安全性について具体的に考えるとき、製造物責任法は参照点
のひとつとなります。
ロボット技術における「欠陥」や「通常有すべき安全性」は何かについて、
過去の事例や想定される事例などを交えつつ説明します。
その上で、安全性の確保とイノベーションのバランスについて考えます。
委員会URL:http://kamidehiroko.jp/rbt_p/index.html