日本ロボット学会誌 投稿規定変更のお知らせ
日本ロボット学会 会員各位
会誌編集委員会では,より良い学会誌づくりをめざして様々な改革に取り組んでいます.すでに本年第1号より論文のオープンアクセス化を実施していますが,来年第1号からは論文の完全オンライン化(論文はオンラインのみ掲載され,紙の学会誌には論文が印刷されない)も始まります.これに関連して論文投稿規定の見直しを行いましたので,主要な変更点をご案内します.
(1)掲載費用の見直し(超過ページ割増料金の廃止)
これまで標準ページ数(6ページ)を上回る論文に対しては,超過分に対して割増ページ単価を設定していました.オンライン化に伴い標準ページの概念を廃止し,ページ数によらずページ単価を同一とします.(ただし,最大ページ数の規定は残ります.学術・技術論文であれば12ページが最大です.)なお,新料金は令和2年1号掲載分より適用となります.
(2)学術講演会講演論文の扱い
学術講演会等の講演論文を論文誌に投稿する際には,「新たな内容の追加や内容の充実が必要である」としていますが,日本ロボット学会が主催する学術講演会については,この規定の対象外とします.これにより,日本ロボット学会学術講演会に投稿した講演論文を,そのままの内容で論文誌に投稿することが可能となり,令和2年9月の日本ロボット学会 学術講演会より,この新規定が適用されます.この旨は,レター同時投稿制度として,Webpage上ならびに講演会の論文募集の際にも,ご連絡差し上げる予定です.
(3)印刷冊子への論文掲載について(解説論文,総合論文は引き続き冊子掲載)
すでにお知らせしている通り,来年1号から投稿論文は原則としてオンラインのみの掲載となり,印刷冊子には論文抄録のみが掲載されます.しかし,投稿論文のうち「総合論文」と「解説論文」については,その特性と希少性を鑑み,引き続き印刷冊子にも掲載することといたしました.これらのカテゴリは,これまで十分に活用されてきておりませんが,これを機に,是非投稿をご検討いただければ幸いです.
その他,論文投稿規定の詳細については,
https://www.rsj.or.jp/content/files/data_rules/F-02.pdf
をご覧ください.
会誌編集委員会