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日本ロボット学会誌「製造業向けロボット」総合特集号 論文募集 期限延長

各位,

三菱電機の野田と申します.

日本ロボット学会誌にて製造業向けロボットに関する論文・解説記事総合特集

号を企画し,投稿締切は4月末にて,ご案内申し上げておりましたところ,期限

に関するご相談をいただいておりますので,ぎりぎりまで投稿期限を延長させて

いただきます.

ぜひ,皆様のご投稿をお待ちしております.

ご寄稿・ご投稿の適合性に迷われる場合等,本メール末尾の連絡先まで,お気

軽にお問い合わせください.

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日本ロボット学会誌 Vol. 33 No.5(2015年6月15日刊行予定)

「製造業向けロボット」総合特集号のご案内

 製造業向けロボットは,市場の拡大と相まって,これまでの各界の努力により

機能性能が確実に向上してきました.今後も,世界中に数多くある潜在需要に応

えられる余地がありますが,これまでとは異なる視点での技術革新が求められて

います.その背景として,新興工業国におけるロボット産業勃興に伴い,国際競

争が激化しつつあります.また,欧米勢は新しい製造業のコンセプトの提案と従

来技術の磨き上げを織り交ぜて,国策として競争軸を変えようとしています.こ

のとき,我が国のロボットを含む製造業向け製品が,単なる価格競争に巻き込ま

れることなく,産業競争力を維持するためには,社会が必要とする新しい製品で

先行し続ける必要があります.

 そこで今回,これまでの進歩の経緯・現状の把握・今後の課題を明確化し,一

定の整理をした上で,産業競争力に繋げるトレンドを創るべく,解説記事集と論

文集からなる総合特集号を企画しました.

 解説記事では,当会の学術講演会で話題提供のあった材料,エネルギー供給な

ど非ロボット分野の専門家からの解説,製造業に必要なロボット,ロボット技術

の議論,古典的に取り組まれてきた技術の現在と今後の課題,これまでロボット

と接点の無かった材料や要素のトレンド,システムエンジニアリング,グローバ

ル時代における製造業自動化の課題・問題定義,各種生産現場の事例と実態など

について,ご紹介いただく予定です.

 論文では,製造業向けロボットを応用したシステム,ロボット化困難作業の克

服,ソフトウェアの話題を含むロボットシステムのインテグレーション,教示や

キャリブレーションなどを含むシステムエンジニアリング,材料・機構,性能指

標や制御原理の提案などについて,古くて新しい技術の磨き上げ・積み上げ,新

しい概念に基づく提案などの投稿を期待します.

 上記に加え,今回は特に,これまで学術的な意義が評価されにくかった実用シ

ステムの設計・構築手法,製造のノウハウを含む学術技術論文や速報,さらには

日本のロボット技術が創成期から現在までにどれだけ進歩してきたのかという解

説論文や著者の一連の研究開発をまとめた総合論文,過去の論文等に対する意

見・質問・質問に関する回答などの討論の投稿を期待します.

 論文のフォーマットは本学会誌に準じます(2段組).種別と頁数は次の通りで

す.学術・技術論文(最大12頁),研究速報(最大4頁),解説論文(最大12

頁),総合論文(最大20頁),討論(最大6頁).

本特集号では,趣旨に鑑みて,特に専用の査読体制をとりますので,ふるって

ご投稿ください.本特集号が取り扱う範囲への適合性の判断等で,ご投稿を迷わ

れた場合,その他どのような件でも,本件ゲストエディタ(とりまとめ担当)ま

で,ご遠慮なくお問い合わせください.

【刊行スケジュール】

論文投稿開始:2014年3月中旬頃

論文投稿締切:2014年5月30日

刊行予定:2015年6月15日(33-5号)

本件に関する問い合わせ先

 三菱電機株式会社 先端技術総合研究所

 野田 哲男

 TEL: 06(6497)7206

 E-mail: noda.akio@dh.mitsubishielectric.co.jp

以上