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日本ロボット学会誌 2019年から論文投稿が変わります

日本ロボット学会会員の皆様へ

日本ロボット学会学会価値委員会委員長:浅田 稔

先日の学術講演会でもご案内しました通り,理事会では,より魅力ある学会誌の実現に向けて様々な方策を議論しており,来年度発行の学会誌より順次実施するべく準備を進めております.その中で,皆様からご投稿いただく論文の扱いについても,いくつかの変更を計画しております.正式な決定までは,まだ1か月程度の時間がかかることを予想しておりますが,あらかじめ改定の方向性について,会員の皆様に周知をさせていただきます.

【ポイント1:学会誌サイズが変わります】

来年度発行の第37巻より,学会誌サイズが従来の変形A4判から通常のA4判となる予定です.これに伴い,1ページあたりに記述できる分量が従来の約8%増しとなります.

【ポイント2:完全オープンアクセス化】

従来,投稿いただいた論文はJ-stageにてオンライン掲載を行っておりますが,発行から1年間は会員のみに閲覧を制限しておりました.第37巻以降に掲載する論文については,発行と同時に完全なオープンアクセス論文として一般に公開いたします.これにより,会員の皆様の研究成果を,より多くの方に,より早く周知することが可能となります.

【ポイント3:完全オンライン化(1年後)】

従来,学会誌のページ数を平準化する必要性から,論文採択から掲載までに待ち時間が発生するケースがありました.今後は,論文掲載を完全オンライン化することで速やかな掲載を実現します.ただし,2019年の1年間は移行期間とし,論文誌への印刷を従来通り行います(よって,既に投稿済みの論文については,従来通りに印刷されます).2020年発行分から,印刷を廃し完全オンライン論文とする予定です.印刷される学会誌には,半ページから1ページ程度の写真付き論文概要を掲載することを検討しています.

これらの改定を通じて,会員の皆様の研究成果をより早く世に出せるよう努力してまいります.

皆様からの投稿をお待ちしております.