【RSJヒューマンセントリックロボティクス研究専門委員会】第二十一回研究会のご案内
日本ロボット学会会員の皆様
※複数のMLで案内しておりますので,重複してお受け取りされた場合はご容赦ください.
九州大学の田原と申します.
首記の通り,第二十一回研究会を企画致しました.
是非ご参加をご検討頂きますよう,宜しくお願い申し上げます.
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日本ロボット学会ヒューマンセントリックロボティクス研究専門委員会
第二十一回 研究会
日時:2019年1月25日(金)
17:00-18:30(含質疑応答)
場所:九州大学ヘルスケアシステムLABO糸島
〒819-1312糸島市志摩初1番地
糸島市健康福祉センターふれあい1階検診・研修室
Tel. 092-327-8181
講師:河島 則天 先生
国立障害者リハビリテーションセンター研究所
運動機能系障害研究部 神経筋機能障害研究室 室長
タイトル:脊髄損傷者の歩行機能再獲得を目指して-再生医療とリハビリテーション技術の融合-
概要:ここ数か月のうちに、間葉系幹細胞を使った細胞製剤の薬剤収載、iPS細胞の臨床試験承認の見通しなど、脊髄再生医療の臨床応用に関するニュースが相次いで報じられた。再生医療の実現可能性ついては、10年ほど前の時点ではリハビリテーション現場への応用を現実的なものとして認識するには程遠かったことは言うまでもないが、おそらく現時点でも臨床の肌感覚としては、臨床を大きく変えるもの(あるいは現実的に理学療法の主琉となるもの)という認識にまでは至っていないものと思われる。私たちの研究およびアウトリーチのスタンスは、科学的知見や先進技術が臨床現場での問題解決にうまく援用されていくような『伏線』を敷くことであり、これまで臨床現場と近い距離感で、リハビリテーション技術の開発や効果検証を行ってきた。本講演では、掲題の『脊髄損傷者の歩行機能再獲得』に向けたこれまでの研究の経緯を紹介し、再生医療とリハビリテーション技術の融合によってより効果的に機能改善を導いていくための戦略とビジョンについて、一考察を試みたい。
参加費:無料
問い合わせ:ふれあいラボ(九州大学ヘルスケアシステムLABO糸島)
Tel. 092-327-8181まで
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配信元・問合先――――――――――――――――――――――――――――
田原健二
九州大学
tahara@mech.kyushu-u.ac.jp