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第7回日本ロボット学会安心ロボティクス研究専門委員会開催要領(曜日の訂正)

第7回日本ロボット学会安心ロボティクス研究専門委員会【公開】を,開催致しますのでお知らせ致します.

先日すでに案内をさせていただいたのですが,曜日が間違っておりました.

大変申し訳ございません.

日時:2013年11月1日(金)14:00-17:00

場所:沖縄那覇市KEEPFRONT会議室A

http://keepfront.com/

講演者1 大阪大学  教授 石黒 浩 (アンドロイドサイエンス)

講演者2 一橋大学 准教授 井頭昌彦(科学哲学)

 この委員会では,人間と関わるロボットの安心感について心理学・工学・社会学といった多様なアプローチから検討を行っています.本委員会の上出幹事が日本社会心理学会(11月2日・3日)で下記の通りワークショップを企画し,上記ご講演の先生と当専門委員会3名のメンバが登壇いたします.ただし,このワークショップは1時間半と非常に限られた時間内での議論となります。したがって,前日に関連するテーマについて,十分に時間をとって専門委員会を開催することとなりました。 特に,人と関わるロボットというテーマに関して,既存の問題を解決するための新たな問題設定の仕方やそのプロセスについてご講演をしていただきます。

 是非,皆さまの御参加をお待ち致しております.

安心ロボティクス研究専門委員会

委員長 新井健生

【ご参考】

日本社会心理学会

ワークショップ: 構成論的人間理解論-ロボット工学・社会心理学・科学哲学-

平成25年11月2日(土)11:00-12:30

企画者:  上出寛子 (大阪大学大学院基礎工学研究科)

司会者:  上出寛子 (大阪大学大学院基礎工学研究科)

話題提供: 石黒浩 (大阪大学大学院基礎工学研究科)

話題提供: 上出寛子 (大阪大学大学院基礎工学研究科)

話題提供: 井頭昌彦 (一橋大学大学院社会学研究科)

指定討論: 大坊郁夫 (東京未来大学モチベーション行動科学部)

指定討論: 新井健生 (大阪大学大学院基礎工学研究科)

 人間の役に立つ有用な技術を開発するためのロボットづくりだけではなく、人間を理解するために、人間の様々な機能を実現するロボットづくりもある。特に後者を構成論的アプローチと呼ぶ。本ワークショップでは、主に構成論的な視点から、世界的に最新のロボット技術を用いて行われているいくつかの学際的な研究の成果について報告,議論を行う。

 石黒先生からは、人間とは何かという基本的な問に対して、ロボット工学と脳科学、芸術など複数の分野が有機的に接続することにより明らかになってきた知見や、新たな問題について話題提供をしていただく。上出はロボットを用いた社会心理学的なHuman-Robot Interactionの研究成果を報告する。井頭先生からは、既存の枠組みを超えて新たな領域を創成するという営みに関する、科学哲学的な視点からの考察について話題提供をしていただく。

 指定討論では、対人コミュニケーションをご専門とされる大坊先生から、人間とロボットの社会的関係に関連した議論をしていただく。新井先生は、社会心理学的なロボットに対する評価だけではなく、ロボット工学と生物学を融合させた新学術領域を展開されていることから、今後の異分野融合の可能性の視点から指定討論をお願いする。

ご参加いただける方は10月25日までに,当委員会幹事の上出寛子宛にメールでご連絡いただけますようお願い申しあげます。

e-mail: kamide@arai-lab.sys.es.osaka-u.ac.jp