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2013年度 第3回 データ工学ロボティクス研究会公開講演会 -ディープラーニングとその応用- ご案内

日本ロボット学会会員各位

大野和則@東北大学です。

データ工学ロボティクス研究専門委員会主催の

2013年度、第3回公開講演会の案内をメールいたします。

3月28日(金)に「ディープラーニングとその応用」について

講演会を開催いたします。

年度終わりのほっとされている時期に、次年度の研究に向けて

皆様と活発な議論を交わせることを楽しみにしております。

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2013年度 第3回 データ工学ロボティクス研究会公開講演会

    -ディープラーニングとその応用-

開催日:2014年3月28日(金)

場 所:国立情報学研究所(NII)

    12階 1208/1210(最大50名)

    http://www.nii.ac.jp/about/access/

講演会開催主旨:

  本研究会は、ロボティクスと情報処理の技術を融合することで、

 日々変動する情報(データ)の中から、人や、人をサポートする

 ロボットに役立つ知識とサービスの創出を目指しています。

  実世界から収集した種々のセンサデータや、日々増え続ける

 スモール・ビッグデータを対象とした、圧縮技術、機械学習、

 モデル化、特徴抽出/設計、状態認識などの要素技術、それらの

 センサデータの知能ロボティクスへの応用に関係する研究について

 興味のある方を対象として講演会を開催いたします。

スケジュール:

 ○講演会:

 14:00-15:30 講演1:岡谷貴之先生(東北大学)

  題目:画像認識分野での深層学習の研究動向

  概要:

   画像認識の分野では、多層のニューラルネットを用いた方法がその高い性

   能ゆえに大きな関心を集めている。画像認識の正否は、画像からどのよう

   な特徴量を取り出すかにかかっている。深層学習は、これを学習によって

   データから自動的に決めることができる点で、画像認識の研究は大きなパ

   ラダイムの変化を経験しつつある。この辺りの概要を説明し、応用例を紹

   介する。

 15:30-15:50 休憩

 15:50-17:20 講演2:尾形哲也先生(早稲田大学)

  題目:深層学習を用いたロボットのマルチモーダル学習と今後の展開

  概要:

   本発表では、近年、大きく注目されている深層学習手法を、人間型ロボット

   の行動学習に利用した研究事例を紹介する。具体的には、多数の物体操作中

   の感覚運動センサ入力を未処理のまま深層学習により処理することで、適切

   な特徴量及び内部表現が自己組織化されることと、この機構から行動予測や

   連想が可能であることを示す。さらに我々のこれまでの神経回路モデル研究

   例を紹介し、今後の深層学習のロボット研究応用の可能性について議論する。

 18:00 懇談会

主催:日本ロボット学会 データ工学ロボティクス研究専門委員会

   http://dataengineeringrobotics.org/

参加申し込み:3月7日(金)迄に下記の情報をお送りください。

       氏名、所属は当日の参加者の確認に利用いたします。

       参加登録情報送り先:secretary@rm.is.tohoku.ac.jp

       氏名:

       所属:

       E-mail:

       講演会  参加・不参加

       懇談会  参加・不参加

参加費:無料

問合先:東北大学 未来科学技術共同研究センター

    大野和則 kazunori@rm.is.tohoku.ac.jp

懇談会:参加者の人数で場所が変わるため、参加人数が決まり次第

    連絡いたします。懇談会の参加費用は自己負担でお願いい

    たします。およそ5000円程度を予定しています。