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【ハイブリッド開催】第152回 「ロボットのためのLLM・VLM 利活用」

開催日2024年5月23日(木)09:50~17:20(開場9:30)
開催地

【現地会場】⽇⽴製作所中央研究所 ⽇⽴⾺場記念ホール(東京都国分寺市東恋ヶ窪⼀丁⽬280 番地) および オンライン配信

会場
アクセス

【現地会場】
JR 中央線 国分寺駅下⾞北⼝ 徒歩約10分
【オンライン配信】
配信システム:zoomを使用予定。
参加方法詳細は、参加費お支払い完了後の返信メールにてご案内いたします。

定員現地会場90名/配信180名

(定員になり次第締め切ります)
参加費
(税込)

参加費・システム手数料共に税込み価格です.
※ お支払の際,別途システム手数料「220円」を頂戴致します.

【現地/オンライン共通】
当学会及び協賛学会の正会員(個⼈)/8,500 円,会員外(⼀般)/20,000 円
当学会及び協賛学会の学⽣会員(個⼈)/3,000 円,会員外(学⽣)/10,000 円
当学会賛助会員 招待券ご利⽤/無料,優待券ご利⽤/3,000 円,左記サービス券なし/20,000 円
特別優待券使⽤の場合:学⽣(RSJ 会員⾮会員問わず)/無料,学⽣以外/3,000 円


【オンラインのみ】
団体申込み(*) 〜10 名まで/40,000 円,〜25 名まで/100,000 円
(*)団体申込みは,申込者はRSJ 会員であること,また申込者以外の聴講者は学⽣であることが条件です.

2024年度の賛助会員招待券・優待券(有効期限:2024/12/31)をご利用いただけます

主催一般社団法人 日本ロボット学会
協賛計測自動制御学会,産業技術連携推進会議 医療福祉技術分科会,システム制御情報学会,情報処理学会,人工知能学会,精密工学会,電子情報通信学会,土木学会,日本感性工学会,日本機械学会,日本シミュレーション学会,日本神経回路学会,日本設計工学会,日本時計学会,日本人間工学会,日本バーチャルリアリティ学会,日本ロボット工業会,農業食料工学会,バイオメカニズム学会
(以上20団体予定)

注意事項:最初にご確認ください

    • 現地会場は入構時セキュリティがある為、事前に会場入場登録をする必要があります。その為現地会場申込締切は通常より早まりますことをご了承ください。
    • 講演者は現地会場にて講演予定です。講演者の体調不良等でオンラインでの講演になる場合は本ページにてお知らせいたします。
    • 資料配布は現地参加/オンラインいずれもクラウドサーバのBOX(https://app.box.com)よりダウンロードいただきます。詳細は、参加費お支払い完了後の返信メールにてご案内いたします
    • オンライン参加申込みの場合、申込み完了と同時にオンライン参加方法の詳細をご連絡するため、原則現地参加への申込み変更をお受けいたしかねます
    • 現地参加/オンライン参加いずれの参加形態でも、講演後見逃し配信を実施予定です(通信状況により一部欠損する場合もございます)。
    • 体調不良等で現地参加が難しくなった場合には事務局までご連絡ください。
    • 以上をご了承の上でお申込みくださいますようお願いいたします。

口 上

 近年発展を続けているLLM(Large Language Models)及びVLM(Vision LanguageModels)は、ロボットシステムでも活⽤されるようになってきました.ロボットシステムへの LLM・VLM利⽤は、例えばロボットの利⽤者視点から⾒ると、ロボットの操作が容易に利⽤できるといった利点を持ちます.⼀⽅で実利⽤時は、ロボットの低レイヤーの制御や基本的な認識技術をどこまで⽤意する必要があるか、どのような⼊⼒が有⽤かなど、実際に開発する際に検討を要する項⽬もあります.本セミナーでは専⾨ 家の⽅々を講師に迎えて、LLM・VLM の概要から様々なロボットへのLLM 応⽤までをご紹介いただきます.本セミナーを通じて、LLM・VLM をロボットに利⽤する知⾒を共有します.

オーガナイザー:坂井 亮(日立製作所)

 

講演内容:

09:50-10:00 <開会挨拶・講師紹介>


10:00-11:00 1話 ⾃⼰教師あり学習によるビジョン基盤モデルの事前学習

中部⼤学 藤吉 弘亘

   ⾃⼰教師あり学習は,ラベルなしデータを⽤いた事前学習法である.⾃⼰教師あり学習では,データから正解ラベルを⾃動で作成できるプレテキストタスクにより事前学習を⾏い,様々な下流タスクに効果的な特徴表現を獲得する.対照学習に基づく⼿法が教師あり事前学習法と同程度以上の学習効果が⽰されて以降,対照学習の派⽣⼿法が数多く提案された.また,Vision Transformer (ViT) の台頭以降は,ViT の構造に合わせた⽅法として Masked Image Modeling が提案され,現在に⾄るまで盛んに研究が⾏われている.本チュートリアルではまず⾃⼰教師あり学習の概要と代表的な評価⽅法について紹介し,対照学習と Masked Image Modeling ⼿法について解説する.


11:00-11:05<休憩>


11:05-12:05 2話 ロボティクスにおける⼤規模⾔語モデル・視覚⾔語モデルの利活⽤

慶応義塾⼤学  杉浦 孔明

   ⼤規模⾔語モデル(LLM)や視覚⾔語モデル(VLM)の急速な発展は社会全体に影響を与えており、ロボティクスも⼤きな転換期を迎えている.複雑な環境の理解、⾃然な対話、⻑期の動作計画、等を統合したロボットシステムの構築には複数分野に亘る専⾨性が必要であったが、LLM や VLM は各機能の汎⽤性を向上させるとともに、それらの統合を容易にした.本講演では、LLM やVLM の概要、視覚⾔語情報の利⽤⽅法、マルチモーダル⾔語処理の応⽤、ロボティクス応⽤における注意すべきポイントと展望について述べる.


12:05-13:00 <休憩(昼食)>


13:00-14:00 3話 LLM・VLM の実ロボット応⽤例とその分類

東京⼤学 河原塚 健⼈  

   LLM・VLM に代表される基盤モデルは, ⾔語や画像, ⾳声, 深度などの多様な⼊出⼒を扱うことができ,すでにロボットの認識・制御・動作計画などの様々な領域に応⽤が広がっている.本講演ではまず, 実ロボットへの適⽤という観点から, 多様な⼊出⼒を持つ基盤モデルを分類し, その特徴を整理する.次に, ロボットの認識・制御・動作計画のそれぞれについて, どのような形で基盤モデルを適⽤することができるのか, 世界中の研究例, そして我々の事例を紹介する.


14:00-14:05 <休憩>


14:05-15:05 4話 ロボット基盤モデルの構築に向けて 

東京⼤学 松嶋 達也

  近年,GPT や CLIP などの⼤規模⾔語モデル(LLMs)や⼤規模視覚⾔語モデル(VLMs)を,認識やプランニングのモジュールとして活⽤し,実世界の中でタスクや環境の変化に頑健な汎⽤性の⾼いロボットシステムの研究開発が盛んになっている.⼀⽅ で,ロボットが実世界で⾏動することにより蓄積されるデータを活⽤して,ロボットの制御とより密接に結びついた基盤モデル(いわばロボット基盤モデル)を構築しようとする研究も進⾏している.本発表では,これらのロボット基盤モデルの構築を⽬指した,モデルやデータセットのスケール化に向けた取り組みを解説する.  


15:05-15:15 <休憩>


15:15-16:15 5話 ⼤規模マルチモーダル物理基盤モデルとしてのロボティクス 

早稲⽥⼤学 尾形 哲也

  ⼤規模⾔語モデル(LLM)のロボティクス利⽤が活発となってきている.しかし⾔語は世界の抽象表現であり、今後、マルチモーダル情報を基盤とした世界モデル(能動的なインタラクションモデル)が重要となるだろう.本講演では、これらの概念の基盤となる能動的推論についての基本的な考え⽅を概説し、実ロボットへの応⽤事例を紹介する.またムーンショットプロジェクトを例に今後の展望についても議論する.  


16:15-16:20 <休憩>


16:20-17:20 パネルディスカッション 


17:20 <閉会>


参加申込方法 ※現地会場とオンラインの申込締切日が異なりますのでご注意ください 

必ず参加申込みおよび参加費のお支払い方法のご案内ページをご確認の上,下記よりお申し込みください.

※運用方法(オンライン配信のタイムシフト配信(見逃し配信)の実施)の変更により、第132回セミナーより申込後のキャンセルは一切不可と致します。

本セミナー現地会場参加希望の場合,下記よりお申込み,参加費支払のお手続きをお願いします.
優待券(有料)をご利用の場合もこちらからお申込みください.
申込締切:5月13日(月)18:00.

現地会場参加申込

※本セミナーは2024年度の賛助会員優待券(有効期限:2024/12/31)をご利用いただけます。

 

本セミナーオンライン参加希望の場合,下記よりお申込み,参加費支払のお手続きをお願いします.
優待券(有料)をご利用の場合もこちらからお申込みください.
申込締切:5月22日(水)18:00.

オンライン配信の概要についてはオンライン配信のご案内をご参照ください.

オンライン配信申込

※本セミナーは2024年度の賛助会員優待券(有効期限:2024/12/31)をご利用いただけます。

 

賛助会員招待券や学生の特別優待券等,無料参加券をご利用の場合は下記よりお申し込みください.
申込締切:現地会場参加 5月13日(月)18:00 / オンライン参加 5月22日(水)18:00.

無料参加券利用申込

※本セミナーは2024年度の賛助会員招待券(有効期限:2024/12/31)をご利用いただけます。

セミナー参加に関する注意事項

  1. 会場,講師,日時等は都合により変更になる可能性がございますのでご了承下さい.最新の情報は学会ロボット工学セミナーHPに掲載されます.
  2. 台風等警報発令時のセミナー開催中止判断については「災害時における中止判断」のページをご確認ください.
  3. 当日,参加者の理解を深めるためテキストを配布致します.2020年度より電子データで配布となり,会場参加/オンライン参加ともにメールにて事前に配信を行います.また,テキストの後日販売は行いません.
  4. 参加者のセミナー会場内での撮影・録音行為は禁止させて頂きます。なお、撮影・録音を含む取材をご希望の場合は必ず事前に学会事務局までお問い合わせください。