国際会議のプロシーディングス等で発表した内容を投稿する場合の注意事項を教えて下さい.
本学会では,学会誌の価値を保証するために,掲載論文には新しい情報が含まれていることを強く求め,「寄稿および査読に関する規則集」(一般社団法人化に伴い,2011年11月16日に制定)において,「学会誌に掲載される論文は,他の学術刊行物に未発表であること」としています.二重投稿にならないためには,下記の点に留意する必要があります.
- プロシーディングスの内容を同一テーマの論文として投稿する場合は,新たな内容の追加や内容の充実が必要となります.たとえば,逐語訳的な論文の投稿は,二重投稿に当たり認められません.なお,たとえば,同じ装置を使って別な研究をした場合は,別テーマであり別論文になります.
- 国内の学術講演会の発表論文でも,全く同じ内容の論文は認められません.ページ数が少ない場合は必然的に新たな内容を追加したり,内容を充実させることになりますが,ページ数が多い場合も同様な対応が必要です.なお,日本ロボット学会学術講演会における発表論文については,2020年より,講演論文を「そのままの」内容でレター(速報性を有する研究報告.最大4ページ)に投稿することが可能となっております.詳しくは,学術講演会のWebpageをご覧下さい.
- 査読をスムーズかつ適切に行うために,類似度が高い論文がある場合は,論文投稿時に当該類似論文リストを合わせて提出してください.